ゴールドラッシュに沸いています!

 

【日経MJ2017年5月112日版より】
アジアの街から 中国一攫千金夢見るアフリカ人

中国南部の中核都市、広東省広州市。平日の昼下がり、何やら怪しげなビルを見つけたので、入り口を恐る恐るくぐると別世界が広がっていた。

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現在、北朝鮮問題で中国、日本を含めたアジア地域が話題になっていますが、今日はアフリカの話題から。冒頭の説明のように中国の広州で中古のスマホマーケットにアフリカ人が群がっていると言います。単に見物をしているのではなく、アフリカ人バイヤーが中国の中古スマホを狙って商談をしている風景を、「熱気でムンムン」という表現をしています。元々中国は世界の工場と言われ、安い労働力でiPhoneなどを作っている関係もありまた中国の経済成長に伴い中古のスマホが大量に出回って、それをアフリカ人が大量に買い取り自国(アフリカ各国)で販売しているようです。アフリカには行ったことありませんが、まだまだ開発途上で高性能なスマホが手に入りづらいし、インフラもまだまだ整っていないと思います。現在マーケティングの父と言われるフィリップ・コトラー教授は、今後、注目される投資エリアとしてアフリカをあげています。中国はそれを見越して積極的に投資をしているようで、中国で作ったスマホが中国が積極的に投資をしているアフリカで売られていく図は、今の世界を凝縮しているようです。アフリカにはゴールドラッシュが実現するかも知れません。