自社の顧客情報とLINEが繋がります!
【日経MJ2017年6月28日版より】
LINEと顧客情報連携
記事見出し
資生堂が無料対話アプリ「LINE」をCRM(顧客管理)戦略の重要チャネルに捉えている。資生堂は企業の顧客データベースなどと、企業のLINEアカウントを連携できる「LINEビジネスコネクト」をいち早く導入した1社だ。
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本日、ご紹介する記事は既存の顧客情報とLINEを組み合わせて顧客サービスを展開した例です。LINEのサービスは公式アカウントやLINE@などがありますが、このビジネスコネクトはAPIを提供してもらってそれを企業側のシステムと連携するやり方です。金額的には公式アカウントよりや安いようですが、システム開発が絡む分ハードルは高いと思います。資生堂の場合は、既存の自社ECサービスの顧客情報とLINE IDを紐付けして運用した結果、ブロック率が軽減できたりと効果が出ているようです。なかなか費用対効果という面では不明ですが。顧客に情報を届けたり、興味のあるユーザーを自社の顧客に育てるという意味では、LINEは開封率が高いので有効ですが、このビジネスコネクトを自社のサービスに組み込む場合は売り上げを上げるための費用対効果をきちんと計算する必要があると思います。最近はLINEビジネスコネクトに対抗して、Facebookのメッセンジャーボットがリリースされたりどんどん進化していますね。