またホテル戦争が勃発します!
【日経MJ2017年1月9日版より】
東京五輪需要にらむホテル20年までに6万室新設 投資額は1兆円
国内ホテルの新規客室供給が2020年までに6万室を越す見通しになった。外資系やビジネスホテルが東京五輪やインバウンド(訪日客)による需要を見込んで相次ぎ開業。直近4年と比べて2倍のペースになる。みずほ総合研究所のデータを基にした試算では投資額は約1兆円に膨らむ。
確か2007年に外資系のホテルが東京に乱立して2007年問題というものがありました。マンダリンホテルやリッツカールトン、ペニンシュラホテルなどが乱立しましたが、今となってみればその後にリーマンショックがあり軒並み稼働率が下がったというのは記憶に新しいと思います。今回は2020年に東京オリンピックが開催されますのでそのイベントの為の訪日客の増加は目に見えており2007年の比ではありません。当然、ホテルだけでは足りなくなりビジネスホテルにも商機は及びます。記事によりますと仮に訪日客が4000万人に増えると、東京だけで3万5000室の追加需要が発生し、1万室以上が不足すると予想されますので、その流れは民泊に向かうのは間違いないと思います。