車でストリートビューが見れます!
【日経MJ2017年7月26日版より】
クラリオン、カーナビでストリートビュー
クラウドで「つながる車」へ
記事見出し
クラリオンは自社のカーナビゲーションシステムで、米グーグルの技術を活用したクラウドサービス「スマートプレイスサーチ」を5日に開始した。
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今回はクラリオンの取り組みをご紹介したいと思います。クラリオンはご存知のように音響機器というイメージがありますが、カーナビだったりバスの運行システムだったり車に関する装置機器メーカーから、車両の安心・安全に関わる「車両情報システムソリューションプロバイダー」に変革する中で、グーグルと提携してクラウドサービスを提供しています。グーグルの検索技術を使ってまずはカーナビとスマホをブルートゥースでペアリングしなければなりませんが、目的地を入力すると検索システムで目的地の候補が表示される仕組みで、私が便利だと感じたのが目的地のストリートビューがカーナビに表示される機能です。これがあれば行ったことがない目的地は地図であればイメージは湧きませんが、ストリートビューであれば写真で現地を確認できますので到着した時には間違いはないと思います。ちなみにこのストリートビュー、先日、ISS(宇宙ステーション)内部を公開しましたが、機材がLANケーブルだったり電源ケーブルだったり乱雑としてはいますが、きちんと整頓されていましたね。地図を見るとジョンソン宇宙センターでした。私はカーナビは最近はスマホで済ませていますが、ストリートビューやグーグルアースなどのクラウドサービスはスマホだとすぐ出せませんので、リアルタイムで連携するサービスは魅力的ですね。