生鮮食品が戦いの舞台になります!
【日経MJ2017年7月14日版より】
セブン&アイとアスクルの提携通販次の舞台は生鮮
記事見出し
セブン&アイ•ホールディングスとアスクルが生鮮食品のネット通販で提携した。セブン&アイはオムニチャネル戦略が当初見込みよりも停滞する中で見直しを進めている。
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セブン&アイとアスクル提携の背景にはグローバル化に対抗するための戦略であり、そのグローバル化とはアマゾンフレッシュの日本上陸を見越しての事です。日本の生鮮食品分野のマーケットは年間15兆円とも言われています。アマゾンはオーガニック食品が強い「ホールフーズ」を買収しましたが、その先にはシェアリングエコノミーのインスタカートの存在もありますので、アマゾンは生鮮食品を物流センターとリアル店舗をうまく使いシェアリングエコノミーを使っての配達を企てているかも知れませんね。その時のデリバリースタッフは地元の企業が請け負うのでしょうか。この記事にもありますように普段食する生鮮食品ではなく、ワクワクするようなそして中々手に入らないBBQ用の肉の塊とか、朝どれの新鮮な魚介類だったり差別化がポイントになると思います。先日、アマゾンで商品を注文して、ヤマト運輸で配達される際にたまたま外にいてその時に軽トラの中身を見ましたが、ほぼAmazonの荷物でした。ドライバーもいつもの人ではなく臨時か下請けの人でしたので、今後ますます物流網を制すものが生鮮食品でも重要になるでしょうね。