アメリカの小売業も大変です!
【日経MJ2017年1月27日版より】
米小売業協会、年末商戦健闘も・・・実店舗の不安 浮き彫り
米国の小売業界が先行きへの不安を募らせている。1月15日から17日の全米小売業協会の総会では、販売手法や雇用形態、激変する政治環境など直面する様々な課題がテーマとなった。年末商戦は全般に健闘したが、ネット通販の成長で実店舗地位が急速に低下。参加者からは新たな1年への期待よりも不安感が強く感じられた。
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やはり影響の発端は大統領がトランプ氏に変わったからでは無いでしょうか。記事によりますと業界から世界情勢まで「秩序崩壊」という言葉を使っています。日本でもそうですが大手であればビックデータを使ったりAIを導入したりして自動化することはできますが、体力に無い中小企業はそんなことは出来ません。そうは言っても人材不足より自動化できるものは自動化してコスト削減の流れは起きていますし、自動化によって職を失う人も当然、出てくると思います。公演した英ヴァージングループ創業者は、いつまでも一つのやり方に固執することなく、アントレプレナー(起業家)としての発送を持ち収益が上がるビジネスモデルを考えるべきだと言っています。日本でも収益が上がるビジネスを実践している地方のスーパーがありますが、なんと平均滞留時間が2時間で年々増収増益を達成しているようです。滞留させる仕組みを作ってお客様に買ってもらう仕組みを作っています。テクノロジーに頼らずアイディアで売り上げを伸ばしている代表例です。